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カップボード
2024.06.30
カップボード人気ランキングTOP3をご紹介(クリナップ・パナソニック・リクシル選出)
リビングやキッチンは家の中心となる箇所です。
新築をお考えの方は、レイアウトや雰囲気、色合いや使い勝手など、様々な面で検討材料があるかと思います。
建て売り住宅の場合には、内装や壁紙・キッチンが決まっているケースが多く、その色合いや材質に合わせて棚やキッチン収納のカラーや雰囲気を決めることも多くなります。
その中でもキッチンの収納として多くの家でに取り入れられるのがカップボード。 メーカーや種類、カラーもたくさんあるため選ぶのも一苦労です。
ただし、分譲や建て売りの住宅を購入した場合には自分で選んでこだわって選べるポイントが少ないため、 カップボードにはこだわりたいというお客様も多く、住宅や生活環境、ご要望にマッチするカップボード選びをご提案をしております。
今回の記事では、インテリアの専門家が在籍する当社がご提案し、年間700件以上の住宅にカップボードをご提供している実績の中から、
お客様に選ばれ、満足度の高い製品トップ3をご紹介します。
長く付き合うご家庭のカップボード選びの参考にしていただけたら幸いです。
3位 クリナップ ラクエラ ペールウッド
クリナップ ラクエラ(ペールウッド) これまでWORKHARDで導入されているカップボードの人気ランキング第3位は、クリナップ社のカップボードブランド「ラクエラ」のペールウッドでした。
ラクエラはステディアと並ぶクリナップ社の人気ブランドです。 ラクエラのペールウッドは色味のアクが少なくどんな内装にも合うのが特徴で、濃い色にも淡い色にもマッチします。
風合いの良いペールカラーは明るい雰囲気が出るため、日光が少し入りにくい奥まった箇所にあるキッチンでも映えやすいという声もよく聞きます。
また、選ばれるの理由の一つとして、同社のブランドであるステディアのノルディックビーチと互換のある同様カラーで、 ステディアよりもコストを抑えられるというメリットがあります。 クリナップ「ラクエラ」のご紹介はこちらの記事をご覧ください。
2位 パナソニック ラクシーナ ヴィンテージメタル
パナソニック ラクシーナ (ヴィンテージメタル) パナソニック社のカップボードで最も多く選ばれているラクシーナはカラーラインアップも多くコスパも良いため、上位機種に引けを取らない機能を備えています。
そして当社でお客様に最も選ばれているのが、このビンテージメタルです。 ラクシーナのヴィンテージメタルは黒が 基調になっています。
ほとんどの住宅が白系の壁紙のことが多いため、キッチンに黒系の色が入ることで シックにまとめることができます。
濃い色の中でもこの商品が人気な理由として、石目調で艶消しになっているため、他のラインナップより高級感が出ることも選ばれている理由の一つです。
また、キッチン周辺は物の出し入れや手が接触する回数が多い場所で、住宅購入後に長く過ごしていくと、特に汚れや傷が目立ちやすくなります。
このラクシーナのビンテージメタルは、表面の加工により汚れや傷・手あか跡などが目立ちにくいため、数年経ってもきれいに見えることも人気の秘訣と言えるでしょう。
カップボード人気ランキング1位
リクシル シエラ (ホワイトスタッコ) お客様に一番選ばれているこのリクシル社「シエラ」のホワイトスタッコは、当社営業スタッフも一推しのカップボードです。
打ち合わせ時にいくつかサンプルを見ていただくと、この商品にたどり着くこと非常に多く、当社では圧倒的な導入台数になっています。
選ばれる3つの理由としては「コスト」「デザイン」「材質」が挙げられます。
まずはリクシルのシエラという商品は、他社のカップボードと比べても価格が安いことが挙げられます。
かといって種類が少なかったり品質が悪いということもなく、 予算内に抑えたいけど機能も見栄えもいい製品を選びたいという方はシエラを選ぶと良いかもしれませんね。
2つ目の理由はデザインです。
これは先ほどのラクシーナビンテージ メタルと同様に、石目調で艶消しのデザインになっています。 ヴィンテージ メタルは黒系でしたが、白系の色で高級感を出したいという方に多く選ばれています。
壁紙や冷蔵庫などとの調和が取れる色合いで、表面の加工により自然光でも照明光でも綺麗に色合いが出ます。
3つ目の理由は材質。
こちらも先ほどと近い理由になりますが、石目調と表面の加工により、汚れや 手アカ跡・小キズが目立ちにくくなります。 さらに、グレー掛かったホワイトのため水アカ食品の付着による汚れも目立ちにくくなります。
今回の記事では当社で選ばれているカップボードの人気ランキング トップ3をまとめました。
この商品以外にもワークカードでは数多くの カップボードをご提案から販売、住宅の設置までを一貫して行っております。
お客様の好みや住宅、生活環境に応じたベストなカップボード選びのサポートをいたします。
新築住宅へのカップボードの導入をご検討中の方はお気軽にお問合せ下さい。
2024.05.15
ニトリ・イケアとキッチンメーカーのカップボードの違いとメリットデメリット
新築を購入される方は家具や家財をニトリやイケアで購入されようと考えてる方も多いのではないでしょうか。
店舗に行けば商品がズラッと並んでいて必要なものが何でも揃っているので、まずは足を運ぶということも多いと思います。
デザインや仕様も自身で見て選べて、置き型の家具などは手頃な家具も多いので、選択肢の一つとしては良いでしょう。
しかし防災の面や長期利用という点で考えると、カップボードに関してはメリット・デメリットがあります。
この記事ではニトリやイケアのカップボードと、当社で良く扱うキッチンメーカーのカップボードを比較し、住宅の状況に応じた選び方をお伝えしますので、カップボード選びの参考にしてみてください。
ニトリのカップボードの特徴
ニトリといえば、“お値段以上”でおなじみの家具や収納、寝具などを販売しているお店ですよね。
そんなニトリにはキッチン周りの商品はたくさんあり、カップボードというカテゴリの商品も販売しています。
カップボードという名称と商品
ニトリでカップボードという名義で販売している商品の多くは置き型タイプのもので、
「食器棚」や「キッチンボード」という名称ではなく販売している物がほとんどです。
店舗やECサイトなどではカテゴリとして「カップボード」と称していることがありますが、基本的には上記のような置き型の食器棚に近い商品が多いようですね。
つまり、施工をして据え付けるようなものではなく、自由に移動できるタイプの食器棚ということになります。
こちらは大手家具店舗やメーカー品と比較するとリーズナブルに購入できます。
ニトリリフォームのカップボード
ニトリの中には、リフォーム事業があり都市部にはショールームも点在します。こちらではシステムキッチンや壁掛けテレビなども扱っており、据付型のカップボードも扱っております。
この場合、本体費用+配送料+工事費となります。
メーカーサイトや施工事例を見る限り、品質としてぱっと見はメーカー品と遜色ないように感じます。
ニトリとキッチンメーカーの価格比較
値段相場に目を向けると、フロア(下部)とアッパー(上部)がついたセットでやすいもので180,000〜といったところ。
キッチンメーカーの据付型カップボードの中位程度のものと大体同様の価格帯でしょうか。
工事して取り付けるタイプの商品も上下一体となっている食器棚に近い製品は少し安くなっているモノもあります。
商品ブランド別で値段の離れがあるようですね。
※ニトリと各キッチンメーカーのカップボードの価格比較表
本体の費用としては同様程度になりますが、ここに対して配送料と据付工事費が掛かってきます。
配送料
基本的には配送料が27,500〜となっています。
抜粋 https://www.nitori.co.jp/reform/guide/price/
当社のような施工会社からすると配送料を別途で頂戴することはあまりありませんが、
販売メーカーの場合は配送と工事が別業者となることも多く、余計な費用がかさんでしまいます。
工事費
工事費に関しては、ニトリは相場より高くなります。
webサイトにカップボードだけの明確な料金や見積もりはありませんでしたが、
システムキッチンの施工費用が249,000〜となっています。
水道や電気工事の有無を踏まえても、割高になると思います。
これは、自社施工を行う事業部を設けておらず、施工会社に完全外部委託となっているため、その費用がかさむのだと考えられますね。
イケアのカップボードの特徴
イケアは北欧スウェーデンの会社で、世界で400店舗・日本でも13店舗を構える大手家具メーカーです。
生活雑貨や寝具、大型店などでは食品なども扱う言わずとしれた大型店舗を展開している会社ですね。
イケアでも、ニトリ同様に食器棚やキッチンボードと呼ばれる置き型のキッチン収納を販売しています。
イケアのカップボード
イケアでもニトリと似通った表現で「食器棚・カップボード・キッチン背面収納」という呼称でカテゴリされており、これも同様に置き型家具が多くラインナップされています。
イケアでは店頭の商品の中に施工して取り付ける据付型の製品も存在しています。
その場合はイケア店頭で施工を申し込む、もしくはんっとショップで購入して施工を依頼する流れになります。
本体価格
本体の価格は150,000前後が最も安い価格となりそうです。
種類や素材、デザインによってかなり振れ幅があり、ハイエンドなものだと50万前後の商品もありました。
配送料
イケアもニトリ同様配送費用は別途となります。
お部屋までの搬入で5,500円となっています。
注釈には
商品全体で3辺合計が160cm以内に収まる場合のみ
といった表記がありました。
通常キッチンメーカーの商品では、幅60cm 奥行45cm 高さ85cm
ニトリと比べると配送料は安く設定されていますが、サイズには注意が必要です。
施工費用
施工費用は以下とありました。
キャビネットの幅が
120以下 39,900円
180以下 49,900円
こちらもニトリに比べると安く設定されているかと思います。
イケアの工事に関して、キッチン本体を施工する場合には注意が必要という情報もいくつか上がっています。
業者がバラバラに派遣されることが多いので、余計な時間がかかってしまうケースや
商品によっては図面が外国語表記だったり特殊なケースがあるため、大工、水道、電気の工事間で施工工程のトラブルが有るケースもあるようです。
製品をよく理解している業者に当たればスムーズに行きますが、そうでない場合はデメリットになることもありそうですね。
イケアのカップボード
ニトリ・イケアとキッチンメーカーのカップボード、メリット・デメリット
ニトリ・イケアのメリットとしては、“やすい”、“品質が伴っている”、“店で見ながら選べる”と言う点でしょうか。
この“安い”というのは、据付型のカップボードより“カップボード”と呼称される食器棚の方が安いということであって、別の製品と考えるべきです。
安い食器棚であれば昨今では通販で購入できる東南アジア製の製品の方がイケア・ニトリよりも安く購入できます。
それに伴う品質が担保されているという意味では海外製通販よりはしっかりとした製品が多いということです。
ものを見て自分で選びたいという方にはありかもしれないですね。
据付型のカップボードという意味では、キッチンメーカーのカップボードを選ぶメリットが多いです。
トータルの予算でニトリでは施工を含めると40万以上になる場合もあります。
これは製品購入費用と送料と施工費用が一貫していないことが大きいです。
メーカー品の販売施工業者は、製品を多く仕入れるため定価より安く仕入れることが出来るため、工事費用を含めた金額を抑える事ができますが、施工だけを行う場合、リスクも踏まえ費用が高くなることが多いのです。
まとめ
以上、格安フロアコーティング業者がなぜフロアコーティングを安く出来るかについてご説明しました。
前述の通り、適切な工程を行ってる業者が利益を抑えて安くコーティングを行ってる場合もあると思います。
しかし、価格を落として依頼を増やすために、正規の工程を無視してコーティングを行う、「不誠実な業者」が数多くいることも確かです。
前述した工程や施工時間・契約前の対応などを基に、その業者が本当に信頼できる会社か、信頼できる担当者かを見極められるようにしましょう。
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDではしっかりとした工程の基、家と長く向き合う誠実な施工や対応を行っております。
多数のフロアコーティングや水廻りのコーティングの実績をもとに最適なご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
タイトル見出し(h3)
2023.12.20
カップボードやキッチンのコンセント数や位置と増設などの電気工事の必要性
これから新築を検討している方は、間取りや外観、内装や家具など様々なことを検討していると思います。
建設会社の担当者と打ち合わせを進めたり、家具屋さんに足を運んだりと様々な想像や期待が膨らんでいると思います。
永く付き合う家ですから理想の形に近づけたいですよね。
そんな期待や想像とは裏腹に、実際に住んでみると「こうしておけばよかった」「住んでみるとここが不便」という部分でのお悩みが少なからず出てきてしまいます。
そのお悩みの中でもコンセントの数や位置については、必ずと言っていいほど耳にします。
特にキッチン周りでは顕著で、炊飯器や電子レンジなどの一般的なキッチン家電以外にもホームベーカリーや電磁調理器など、
便利な家電多く利用されるご家庭では、キッチンやカップボードのコンセントだけでは数が足りない!すぐにブレーカーが落ちる...といった状況に陥ることも少なくありません。
この記事では、カップボードやキッチン周りでの適切なコンセント位置や数、電気工事の必要性について説明し、住んでみて「こんなはずではなかった」という事にならないための参考にして貰えれば幸いです。
キッチンやカップボード周辺に必要なコンセント数は6個以上!
まずはキッチン周りに適切なコンセントの位置と数についてですが、
購入を検討している家が分譲なのか、注文住宅なのか、マンションなのか状況によっても変わってきます。
注文住宅ではハスメーカーの担当者や建築士やとの打ち合わせの中で、このコンセントに関しての内容も出ることが多いです。
とりわけ分譲や建売の住宅を購入した場合にこのキッチン周りのコンセントのお悩みが出ることが多く、住んでみてから「数が足りない」「使いたい箇所にない」「一気に使うとブレーカーが落ちる」というようなお悩みが生じやすいようです。
基本的には常時電源を差しておく必須のキッチン家電と、お料理や生活のバリエーションを広げるためにお好みで利用する常時差しておく生活家電、それに加えて必要に応じてスポット的に利用するキッチン家電や、キッチン家電以外で利用するケースを想定するといいかと思います。
一般的な常用キッチン家電
一般的にコンセントを差したままで利用するなキッチン家電としては
・冷蔵庫
・炊飯器
・電子レンジ
・オーブントースター
・ポットやケトル
などがあります。
冷蔵庫に関しては冷蔵庫用のコンセントがついていることがほとんどなので、一枠は個別で確保できますね。
それ以外でコンセント3〜4つは常用で利用することとなります。
生活を豊かにする常用キッチン家電
ご家庭によっては、上記以外にも常用的に使われる家電があります。
・コーヒーメーカー
・ホームベーカリー
・炭酸水発生装置
飲み物、食べ物どちらに置いてもこだわりたいというご家庭では、上記のような専門の機器を置きたいというケースも出てくるでしょう。
ここでも1〜2個が埋まってきます。
スポットで利用するキッチン家電
お鍋や焼き物、お菓子作りなどでスポット的に利用されることが多いキッチン家電もあります。
・電磁調理器(鍋など)
・ホットプレート
・ジューサー、ミキサー
・ハンドブレンダー
・ホットサンド
上記のような家電はキッチン側でなくカップボード側やダイニングテーブルで利用するケースも多く、コンセントの位置がある程度バラけている方が使い勝手が良くなります。
また利用する電力量も多いため、一つのコンセントをタコ足配線などで拡張してしまうと、ブレーカーが落ちる原因になることもあります。
スポットで利用するキッチン家電以外の家電
乳幼児がいる場合や生ゴミごみ処理機などを置く場合など、
料理以外でもキッチンのコンセントを利用するケースがあります。
・哺乳びん煮沸器
・ミニ掃除機
・家庭用生ごみ処理機
・卓上空気清浄機など
チェックすべきコンセントの位置!
料理を効率よく行っていくときに、「もう少しこっちにコンセントがあれば」ということがあると思います。
例えば、コンセント口が隣り合わせで二つ並んでいたり、逆に離れすぎていると、結局延長コードが必要になってしまったりします。
左右のコンセントの位置のバランス
対面キッチンでは、
左右の位置はキッチンの調理台付近と背面のカップボードのフロアキャビネットの上あたりにあるとバランスが良くなります。
L字キッチンでは、
両端が調理スペースのケースが多いので、調理スペースの近くにコンセント口がある形式が適していると思います。
また、カップボードには中部に据付でコンセント口がついている商品が多くあるので、カップボードの設置の際には、そのほかのコンセント位置とのバランスを考えて配置するのも一つの方法です。
上下のコンセントの位置のバランス
キッチンの利用方法によっては脱臭機や加湿器を置きたい、掃除機をキッチンでも差し込んで使いたいなど、足元にコンセントが欲しいというケースも多くあります。
キッチンやカップボードの種類によっても変わりますが、キッチンの入り口付近の足元の高さにコンセントが一つあると便利に利用できるケースも多いです。
コンセントの移設・増設という考え方
当社ではカップボードの設置の際にコンセントの移設や増設をご相談いただくことが多いです。
例えば、
キッチン側に2か所コンセントが並んでしまっているので、カップボード側に一つ増設したい。
高い位置にコンセントが多いので、低い位置にコンセントを移設したい。
といった要望等、お客様の利用用途に合わせた最適な提案を行っております。
実はカップボードの施工を行っている企業で電気工事の資格を有している会社はあまりなく、コンセントの移設や増設が出来る電気工事会社に外注するケースがほとんどとなっています。
そうするとコストが高くなってしまったり、打合せ回数が増える、想定通りに進まないといった状況になることが多くあります。
WORKHARDではカップボードの設置を年間100件以上行っている電気工事の有資格者がおり、
生活様式や導線に適したコンセントの増設や移設のご提案を行うことができます。
さらにカップボードの施工と同時にコンセントの工事も行うため、コストも大幅に抑えることができるため、カップボードの設置工事に際したコンセントの移設・増設をご提供できます。
コンセント移設・増設を伴うカップボードの施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
既存のキッチンとの親和性や間取り、使うキッチン家電の数などの生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
2023.11.25
カップボードのレイアウトは「収納」「家電」「導線」が決め手!後悔しないレイアウト事例3選をご紹介
キッチンの収納は日々の料理ライフに大きく影響します。
新築購入時には、入居後に「どんな家電を置くか」「調理スペースは十分か」「食器が取りやすいか」など、キッチン周りのことを色々考えますよね。
キッチンの収納に最適なカップボードにも様々な用途や種類があり、各メーカーが使い勝手に合わせたラインナップを用意しています。
カップボードを食器や家電、生活様式に合わせてレイアウトを組むことが効率の良いキッチン収納においては重要になります。
この記事では、カップボードのレイアウトをどのように組むと快適なキッチンになるのか、「収納」「キッチン家電」「導線」という軸で事例を交えながらご紹介します。
カップボードレイアウトの基本を知ろう
まずはカップボードの構造からご紹介します。
下台(フロア)、中台(ミドル)、上台(アッパー)の3段構造になっており、
その組み合わせで「トール型」「カウンター型」「トールカウンター型」の3種類に別れます。
(指図と写真で説明)
メーカーによっては一体型のものもありますが、
基本的には
幅 45cm・60cm・75cm・90cm
高さ 85cm・99cm・100㎝
で構成されたボードを2列で設置し、
キャビネットや棚を用途に分けて組み合わせ収納スペースを作っていきます。
●トール型
(写真で説明)
トール型は中台(ミドル)も収納スペースとなっているタイプのカップボードです。
食器や調理器具、キッチン用品が多い方向けのタイプで、組み合わせ次第でゴミ箱の収納スペースをつけたりすることも可能です。
●カウンター型
(写真で説明)
カウンター方は中台(ミドル)部分がカウンタースペースとなっているタイプのカップボードです。
キッチンの調理スペースが少ない場合やキッチン家電が多い方向けのタイプで、中台が空いているため天井の高さを気にせずに設置できることがポイントです。
●トールカウンター型
(写真で説明)
家電スペースと食器等の収納を両立できる、上記2つをかけ合わせたタイプです。
家電と収納をバランス良く設置したい方におすすめです。
収納を重視したカップボードレイアウト
家族構成や生活用式によって利用する食器の量は異なるので、これからの生活設計に合わせて収納の量を選ぶのが望ましいです。
(写真)
ご家族の人数や収納する食器の量が多いご家庭の場合には、効率的な収納ができるトール型をおすすめすることが多いですが、
ただ多く入るというだけで使い勝手が悪くては意味がありません。
例えば下台(フロア)は引き出し型のキャビネットを選び、倒れて割れる心配がない平皿や調味料、野菜などを置くと、しゃがむことなく取り出すことができます。
(写真で説明)
上台(アッパー)は引き戸にし、下の方にグラスやカップなど、上の方に利用頻度の少ないストックのキッチン用品などを置くなどの工夫ができます。
通常は高さ85cmの標準フロアキャビネットを導入することが多いですが、下台(フロア)に多く収納がほしい場合には99cmのハイフロアキャビネットという選択肢もあります 。
引き出し式の下台は通常3段ですが、ハイフロアは4段のキャビネットで利用できる製品もあるため、引き出しで取り出したい小物が多い場合などに導入されることがあります。
また、長身の方が利用する場合にもハイフロアがえらばれています。
以下、収納を重視したレイアウト事例をご紹介しています。
(インスタ挿入)
キッチン家電を重視したカップボードレイアウト
生活や料理の幅を広げてくれるキッチン家電。
現在は技術の進化で多岐にわたる商品が販売されています。
キッチン家電を効果的に配置・収納することで無駄を省き、よりスペースを有効活用できます。
家電を多く利用する場合には、カップボードのカウンター部分がコンロやキッチンカウンターの背後や並びなど近くにあるのが理想的ですね。
(配置図で説明)
また、電子レンジやトースターなどの正面で使うものを上に、炊飯器などの上から使うものを下における2段に設計されたタイプのものを選ぶと省スペースで効率よく収納できます。
(写真で説明)
また、家電の量に応じたコンセントの数と配置にも注意が必要です。
カップボードに備え付けるコンセントは2口がほとんどのため、
お住まいのコンセントの位置によっては電源タップやタコ足配線などでのコンセントの拡張が必要になります。
水回りにコードが多いのは安全性としても使い勝手としてもよろしくないので、
理想としてはコンセントの移設や増設を行い効率良く家電を配置することです。
(写真で説明)
施工する取り付け業者を選ぶときには、コンセント移設等の電気工事ができる業者かどうかも確認して置おくと良いでしょう。
以下、収納を重視したレイアウト事例をご紹介しています。
(インスタ挿入)
導線を重視したカップボードレイアウト
キッチンの間取りは
壁付型のⅠ字、L字、U字
対面型のアイランド、ペニンシュラなど様々な種類がありますが、その種類に応じたカップボードのレイアウトを組むことがポイントになります。
キッチンは人の動きが多い場所です。
料理、冷蔵庫、ごみ捨てという目線でレイアウトを考えてみましょう。
●料理の導線
効率よく料理をするには、
・家電と調理スペースの距離
・冷蔵庫・食材→調理スペース→コンロの流れ
・完成した料理やお米を食卓に持ち出す動き
が取りやすい構造にすると便利です。
壁付型キッチンの場合には、キッチンにカップボードを並べる、もしくはL字に設置することが多いため、
キッチンの調理台とカップボードのカウンタースペースを近くに配置すると料理をしながらキッチン家電を利用するのが便利になります。
●冷蔵庫の導線
カップボード設置の際に必ず確認しなければいけないのが冷蔵庫スペースです。
旧居から持ち込むにも、新たに購入したものを利用する
●ごみ捨ての導線
まとめ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
基本に忠実なしっかりとした施工を行うことはもちろん、コンセント移設や増設、
既存のキッチンとの組み合わせなど、生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
2023.11.23
カップボードができるまで ~施工中を実況中継【リクシル シエラ編】~
カップボードができるまで
この上でダブルクリック - テキストの編集
この上でマウスを長押し - パーツの追加・変更・削除・移動
タイトル見出し(h4)
タイトル見出し(h4)
タイトル見出し(h4)
2023.11.20
【カップボード】5メーカーの定番商品を徹底比較
住宅購入時にキッチン周りで話題に上がるカップボードですが、聞き慣れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カップボードとは、食器やキッチン用具を収納する食器棚を、キッチンのメーカーに合わせ据付施工を行う収納システムのことです。
市販の食器棚とは異なりビルドイン(取付工事を行う)のため、地震等の災害による倒壊リスクが大幅に減るため、住宅購入時に導入されるケースが多いです。
カップボードメーカー
今回ノミネートされたカップボードメーカーは以下5メーカーです。
[パナソニック] [リクシル] [クリナップ] [永大産業] [トクラス]
各メーカー毎に、一般住宅に導入数の多い定番ブランドをピックアップし比較をしていきます。
●パナソニック「ラクシーナ」
●リクシル「シエラ」
●クリナップ「ステディア」
●永大産業「ラポッテ」
●トクラス「Bb」
※順不同
上記5つのブランドを、キッチン周りのプロが【機能性】【コスパ】【ラインナップ数】【デザイン性】【クオリティ】の5つの軸を5段階で評価してご紹介します。
カップボードごとの比較
カップボードの機能比較
まず機能比較では独自性や収納数の多さ、開閉の利便性、細かなオプションの豊富さなどで比較しております。
機能面ではパナソニック社の「ラクシーナ」が★5に選出されました。
なんといってもカップボード内部に、パナソニックの独自製品である「ナノイーX」が搭載されている点をオリジナリティとして評価しました。
カップボードは一部を野菜などの食品庫として使うケースも多いため、カビやニオイに効果があるとされる「ナノイーX」搭載は印象が良いですね。
次いでクリナップ「ステディア」、永大産業「ラポッテ」が★4評価となりました。
ラクシーナ | ★★★★★ | ナノイー搭載の食品庫が独自性◎ |
---|---|---|
ステディア | ★★★★ | |
ラポッテ | ★★★★ | |
シエラ | ★★★ | |
Bb | ★★ |
カップボードのラインナップ比較
続いてラインナップ数の比較です。商品の種類や選べる組み合わせのバリエーションを見てみましょう。
ラインナップ数でも「ラクシーナ」が★5評価になりました。
下台(フロア)、中台(ミドル)、上台(アッパー)の組み合わせが豊富で商品ラインナップ数が多いこともさることながら、上台(アッパー)部分をマグネットボードやアイアンラックに変更することなども出来ます。
生活様式に合わせながら、おしゃれなキッチンを楽しむことも出来ますね。
次いで組み合わせのバリエーションが豊富な永大産業「ラポッテ」が★4、リクシル「シエラ」とクリナップ「ステディア」が★3評価となりました。
ラクシーナ | ★★★★★ | 商材数や選べるバリエーション数が一番多い |
---|---|---|
ラポッテ | ★★★★ | 組み合わせのバリエーションが豊富 |
シエラ | ★★★ | 5種の製品からの組み合わせ |
ステディア | ★★★ | 5種の製品からの組み合わせ |
Bb | ★★ |
カップボードの価格比較
各商品を価格ごとに比較していきます。
ノミネートしたブランドの中で最もコスパがいいのは、リクシル社「シエラ」でした。
下台・上台の組み合わせ方のよって価格帯の変動はありますが、トータルでは5ブランドの中で最も安く導入できる結果となりました。
例えば3段引出しのキャビネットを取ってみても、各メーカーの平均より30%程安く導入できる金額設定となっており、次いでクリナップ「ステディア」★4、パナソニック「ラクシーナ」永大産業「ラポッテ」が★3になりました。
シエラ | ★★★★★ | 各メーカーの平均より30%ほど安い |
---|---|---|
ステディア | ★★★★ | 商品選びによっては安くなる |
ラクシーナ | ★★★ | |
ラポッテ | ★★★ | |
Bb | ★★ |
カップボードのデザイン(カラーバリエーション)比較
部屋全体の雰囲気が決まる配色。カラーバリエーションを軸にデザイン性として比較します。
カラーバリエーションとしてはクリナップ社のステディアが★5となりました。
ラクシーナ | ★★★★★ | 最もカラーバリエーション数が豊富 |
---|---|---|
ステディア | ★★★★ | 製品当たりのカラー数が多い |
Bb | ★★★ | |
シエラ | ★★★ | |
ラポッテ | ★★ |
最終評価
以上、機能、ラインナップ、価格、デザイン、品質という評価軸にて評価を行いました。
分かりやすいように、以下グラフにまとめましたのでご参照ください。
パナソニック「ラクシーナ」
リクシル「シエラ」
クリナップ「ステディア」
永大産業「ラポッテ」
トクラス「Bb」
今回の記事では5つのキッチンボードのメーカー定番商品を5段階で比較しました。
各メーカーの違いや製品ごとの特徴をご覧いただけたのではないでしょうか。
これから新築を購入予定の方や購入した住宅にどのメーカーや商品を選ぶか迷っている方はご参考にしてください。
カップボードの購入・施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
既存のキッチンとの親和性や間取り、使うキッチン家電の数などの生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
2023.11.14
各メーカー別カップボードの下のゴミ箱スペースの高さを公開
これから新築を検討している方はキッチン周りでも様々なことを決めていかなければなりません。
注文住宅でも分譲や建売でも、キッチンに置くゴミ箱スペースについて考えるタイミングが来るかと思います。
景観としてゴミ箱を隠す、おしゃれなゴミ箱を設置する、そもそもゴミ箱を別の場所へ設置するなど。
その選択肢としてキッチンに設置したカップボードの下スペースにゴミ箱を置くケースがあります。
そもそもカップボードにはゴミ箱を配置する前提で作られている仕様が多く、中にはワゴン型で引き出せるタイプのモノもあり、当社でもよくご提案することがあります。
しかし、いざカップボードを購入・設置しようと考えた時に、
どんな大きさのゴミ箱を用意すればよいか、今使っているものが入るのか、心配になりますよね。
メーカーのホームページを見ても天板までの高さは掲載されているものの、ゴミ箱スペースの高さは記載がないことがほとんどです。
この記事では、カップボード各メーカーのゴミ箱スペースの高さや幅をご紹介し、安心してカップボードを購入していただけるヒントになれば嬉しいです。
ゴミ箱はキッチンに何個置く?
ゴミ箱スペースの考え方は、ゴミ箱をいくつ並べるかによっても大きく変わります。
地域によって燃えるゴミと燃えないゴミの分別方法が違っていたり、瓶や缶のゴミが出る量によっても異なりまよすね。
例えば、缶ビールや缶酎ハイをよく飲むご家庭では缶のゴミが出やすいのでキッチンに置きたいという要望が出ると思います。
逆にあまり出ないようであれば、勝手口の外やベランダにゴミ置き場を作り見た目をスッキリさせるという考え方もできます。
生活様式やこれまでの暮らしの流れを考え、まずはキッチンにゴミ箱をいくつ置くかを考えてみましょう。
カップボード商品ごとのゴミ箱スペースの種類
商品ごとにゴミ箱スペースの特長があります。後述する寸法データにもありますが、引出しの数や高さによってゴミ箱を置けるスペースが異なっていたり、ゴミ箱を隠す事が出来る扉が付いているものなどもあります。
また、先述したダストボックスワゴンというワゴンでゴミ箱を収納できるタイプのカップボードもあります。見た目がすっきりするということもありますが、料理をするとき等にキッチンの横にゴミ箱を引っ張り出して移動できるというメリット等もあります。
扉付きやワゴンタイプはゴミ箱を隠せるという外観的なメリットがありますが、都度扉を開かないといけないという点が面倒だという意見もあります。
こちらはどちらを重視するか、検討して選ぶと良いかと思います。
メーカーごとのゴミ箱スペースのサイズ
次に、各メーカーのカップボードのゴミ箱スペースの高さをご紹介します。
※順番は順不同です。
LIXIL「シエラ」のゴミ箱スペースの高さ
LIXIL社「シエラ」はカップボードの高さが2種類あります。
[フロアキャビネット]
高さ:850mm
ゴミ箱下スペースの高さ:580mm
<寸法画像>
[ハイフロアキャビネット]
高さ:990mm
ゴミ箱下スペースの高さ:750mm
<寸法画像>
となります。
シエラの場合にはフロア・ハイフロア共に1段の引出しがつくため、引出しの下がゴミ箱スペースとなります。
ゴミ箱上の引出しにはゴミ袋等の消耗品を入れて利用する方が多いようです。
パナソニック ラクシーナのゴミ箱スペースの高さ
パナソニック社「ラクシーナ」はカップボードの高さが2種類あり、さらに”1段引出し”タイプと”フルオープン”タイプがあります。
[フロアキャビネット]
キャビネットの高さ:850mm
ゴミ箱下スペースの高さ
1段引出し:610mm
フルオープン:790mm
<寸法画像>
[ハイフロアキャビネット]
キャビネットの高さ:1000mm
ゴミ箱下スペースの高さ:800mm
<寸法画像>
となります。
フルオープンタイプは引出しをつけずに天板下にスペースを広くとったモデルです。
大きめのゴミ箱を置きたいという方はフルオープンタイプかハイフロアタイプを選択すると良いですね。
クリナップ「ステディア」のゴミ箱スペースの高さ
クリナップ社「ステディア」もカップボードの高さが2種類あり、こちらも”1段引出し”タイプと”フルオープン”タイプがあります。
[フロアキャビネット]
キャビネットの高さ:850mm
ゴミ箱下スペースの高さ
1段引出し:650mm
フルオープン:780mm
<寸法画像>
[ハイフロアキャビネット]
キャビネットの高さ:1000mm
ゴミ箱下スペースの高さ:650mm
<寸法画像>
となります。
ラクシーナと同じラインナップですが、ハイフロアのゴミ箱スペースの上の引き出しが2段となっています。収納を重視するのであればこちらがオススメですね。
永大産業 ラポッテ
保留
カップボードの横幅と奥行について
横幅について
カップボードの横幅は任意のサイズで選ぶことが出来ます。
基本的にはどこのメーカーも規格が決まっており、
450mm・600mm・750mm・900mm・1050mm
など150mm毎にサイズが変化していきます。
横幅に関しては側板がメーカーにより10mm~20mmありますので、置くゴミ箱のサイズはカップボードの横幅から40mm程度引いて
奥行について
奥行に関しても商品ごとに選ぶことが出来ます。
カップボードを設置するスペースがどのくらい確保できるか事前に採寸をして、手前側にはみ出さないようなゴミ箱を選ぶと良いでしょう。
特に扉タイプの場合はゴミ箱の奥行がありすぎてドアが閉まりきらないというケースはよくあるようです。
まとめ
寸法を確認していかがでしたでしょうか。
一口にカップボードと言ってもそれぞれに特長があります。
・ゴミ箱の大きさを重要視する場合→フルオープンタイプ
・収納スペースを重視する場合→引出し付きタイプ
・外観を重視する場合→扉付きタイプ
・見た目や使い勝手を重視する場合→ワゴンタイプ
のように、それぞれの特長を考えてどのようにゴミ箱を使いたいかに合わせてカップボードを選ぶ事が重要です。
上記の点を踏まえてカップボード選びの参考にしてみて下さい。
2023.10.20
「カップボード」「キッチンボード」「食器棚」の違いは?新築を購入したらどれを選ぶべき?事例を交えてご紹介
新築を購入するときには、間取りなどを見ながら衣服や生活品、家電など収納のことで色々と想像を膨らますことがありますよね。
キッチンの収納では食器棚選びがこれからの生活に大きく影響します。
食器棚のことをインターネットで調べると"カップボード"や"キッチンボード"などの言葉が良く登場します。
何が違うの?と思う方も多いと思いますので、
この記事ではキッチン周りの収納で活躍する、食器棚、カップボード、キッチンボードとの違いを特徴を交えてご説明します。
食器棚とは
一般的に食器棚とは食器を収納する棚全般のことを指します。
大手家具店や通販サイトなどでもよく見るキッチンの近くに設置する棚です。
キッチンにはシンク下に収納がついていますが、キッチン用品や調味料、清掃グッズなどを収納すると食器スペースが足りなくなり、別で食器棚を購入するケースが殆どです。
食器棚は据置タイプがほとんどのため、
入居時や入居後に購入して配置することが多いです。
カップボードとは
(写真を挿入)
カップボードという言葉は「カップを収納する」という意味合いが由来で、こちらも食器棚と同じく食器などを収納する家具です。
各キッチンメーカーがキッチンのブランドに合わせて商品を販売しており、
食器棚との大きな違いは、キッチンスペースに取り付け施工を行い、キッチンと一体型の収納として利用できる点です。
キッチンボードとは
(写真を挿入)
キッチンボードも食器棚と同様に食器やキッチン用品を収納するための家具ですが、
食器棚は食器を収納する家具であるのに対して、
キッチンボードはカウンターのような調理家電を置くオープンスペースが備わった収納家具のことを指す時に使われます。
キッチンボードは据え置きのもの、施工が必要になるものとそれぞれラインナップがあります。
メーカーによっては、置く場所によって「ダイニングボード」と言う名称を使う場合もあります。
食器棚、カップボード、キッチンボードの違い
それぞれ言葉として明確に定義されているわけではありませんが、
違いとしては以下が挙げられます。
●食器棚は据え置き型が多く、カップボードは取り付け型が一般的。キッチンボードは製品によってどちらもある
●食器棚は食器の収納スペース不足を補うため、カップボードやキッチンボードは食器収納以外にキッチン家電や大型の調理器具を置いたり調理の補助スペースとしても使える
●食器棚やキッチンボードは家具メーカーや家具量販店で購入し、カップボードはキッチンメーカーや施工会社に取り付け工事と合わせて注文する。
(写真を挿入)
キッチンの収納という意味では同じですが、それぞれ役割が少しずつ異なりますね。
選び方のポイント
必要な状況に応じて考えることがポイントです。
キッチン家電や調理のスペースが十分に備わっていて、食器が増えてきた場合などには食器棚を買い足すことで事足ります。
食器棚は据え置きタイプがほとんどのため移動をすることができ、
小さなものであれば簡単にレイアウトを変えることができ、自由が効きます。
逆に、新築購入の際にキッチンに家電を置くカウンタースペースが足りない場合には、カップボードやキッチンボードが望ましいです。
場所を動かす可能性がある場合には据え置きのキッチンボードでも良いですが、普遍的に必要なのであれば、カップボードがベストです。
キッチンメーカーに合わせることでデザインに統一感を出せますし、
取付施工を行うことで震災による倒壊のリスクなどを大幅に削減する事ができます。
また、カップボードを取り付ける場合には、施工会社の選定も大事になります。
カップボードにはコンセントを内蔵できるものも多くあり、使い勝手や配置によってコンセントの位置を移設したり増設が必要になることも多々あります。
移設や増設ができる業者に頼めば余計な延長コードやタコ足配線が不要になります。
業者によっては取り付けの手順が違っていたり、下地や目地の施工が甘い場合もあります。
カップボードの施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
基本に忠実なしっかりとした施工を行うことはもちろん、コンセント移設や増設、
既存のキッチンとの組み合わせなど、生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。