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2024.05.15
ニトリ・イケアとキッチンメーカーのカップボードの違いとメリットデメリット
新築を購入される方は家具や家財をニトリやイケアで購入されようと考えてる方も多いのではないでしょうか。
店舗に行けば商品がズラッと並んでいて必要なものが何でも揃っているので、まずは足を運ぶということも多いと思います。
デザインや仕様も自身で見て選べて、置き型の家具などは手頃な家具も多いので、選択肢の一つとしては良いでしょう。
しかし防災の面や長期利用という点で考えると、カップボードに関してはメリット・デメリットがあります。
この記事ではニトリやイケアのカップボードと、当社で良く扱うキッチンメーカーのカップボードを比較し、住宅の状況に応じた選び方をお伝えしますので、カップボード選びの参考にしてみてください。
ニトリのカップボードの特徴
ニトリといえば、“お値段以上”でおなじみの家具や収納、寝具などを販売しているお店ですよね。
そんなニトリにはキッチン周りの商品はたくさんあり、カップボードというカテゴリの商品も販売しています。
カップボードという名称と商品
ニトリでカップボードという名義で販売している商品の多くは置き型タイプのもので、
「食器棚」や「キッチンボード」という名称ではなく販売している物がほとんどです。
店舗やECサイトなどではカテゴリとして「カップボード」と称していることがありますが、基本的には上記のような置き型の食器棚に近い商品が多いようですね。
つまり、施工をして据え付けるようなものではなく、自由に移動できるタイプの食器棚ということになります。
こちらは大手家具店舗やメーカー品と比較するとリーズナブルに購入できます。
ニトリリフォームのカップボード
ニトリの中には、リフォーム事業があり都市部にはショールームも点在します。こちらではシステムキッチンや壁掛けテレビなども扱っており、据付型のカップボードも扱っております。
この場合、本体費用+配送料+工事費となります。
メーカーサイトや施工事例を見る限り、品質としてぱっと見はメーカー品と遜色ないように感じます。
ニトリとキッチンメーカーの価格比較
値段相場に目を向けると、フロア(下部)とアッパー(上部)がついたセットでやすいもので180,000〜といったところ。
キッチンメーカーの据付型カップボードの中位程度のものと大体同様の価格帯でしょうか。
工事して取り付けるタイプの商品も上下一体となっている食器棚に近い製品は少し安くなっているモノもあります。
商品ブランド別で値段の離れがあるようですね。
※ニトリと各キッチンメーカーのカップボードの価格比較表
本体の費用としては同様程度になりますが、ここに対して配送料と据付工事費が掛かってきます。
配送料
基本的には配送料が27,500〜となっています。
抜粋 https://www.nitori.co.jp/reform/guide/price/
当社のような施工会社からすると配送料を別途で頂戴することはあまりありませんが、
販売メーカーの場合は配送と工事が別業者となることも多く、余計な費用がかさんでしまいます。
工事費
工事費に関しては、ニトリは相場より高くなります。
webサイトにカップボードだけの明確な料金や見積もりはありませんでしたが、
システムキッチンの施工費用が249,000〜となっています。
水道や電気工事の有無を踏まえても、割高になると思います。
これは、自社施工を行う事業部を設けておらず、施工会社に完全外部委託となっているため、その費用がかさむのだと考えられますね。
イケアのカップボードの特徴
イケアは北欧スウェーデンの会社で、世界で400店舗・日本でも13店舗を構える大手家具メーカーです。
生活雑貨や寝具、大型店などでは食品なども扱う言わずとしれた大型店舗を展開している会社ですね。
イケアでも、ニトリ同様に食器棚やキッチンボードと呼ばれる置き型のキッチン収納を販売しています。
イケアのカップボード
イケアでもニトリと似通った表現で「食器棚・カップボード・キッチン背面収納」という呼称でカテゴリされており、これも同様に置き型家具が多くラインナップされています。
イケアでは店頭の商品の中に施工して取り付ける据付型の製品も存在しています。
その場合はイケア店頭で施工を申し込む、もしくはんっとショップで購入して施工を依頼する流れになります。
本体価格
本体の価格は150,000前後が最も安い価格となりそうです。
種類や素材、デザインによってかなり振れ幅があり、ハイエンドなものだと50万前後の商品もありました。
配送料
イケアもニトリ同様配送費用は別途となります。
お部屋までの搬入で5,500円となっています。
注釈には
商品全体で3辺合計が160cm以内に収まる場合のみ
といった表記がありました。
通常キッチンメーカーの商品では、幅60cm 奥行45cm 高さ85cm
ニトリと比べると配送料は安く設定されていますが、サイズには注意が必要です。
施工費用
施工費用は以下とありました。
キャビネットの幅が
120以下 39,900円
180以下 49,900円
こちらもニトリに比べると安く設定されているかと思います。
イケアの工事に関して、キッチン本体を施工する場合には注意が必要という情報もいくつか上がっています。
業者がバラバラに派遣されることが多いので、余計な時間がかかってしまうケースや
商品によっては図面が外国語表記だったり特殊なケースがあるため、大工、水道、電気の工事間で施工工程のトラブルが有るケースもあるようです。
製品をよく理解している業者に当たればスムーズに行きますが、そうでない場合はデメリットになることもありそうですね。
イケアのカップボード
ニトリ・イケアとキッチンメーカーのカップボード、メリット・デメリット
ニトリ・イケアのメリットとしては、“やすい”、“品質が伴っている”、“店で見ながら選べる”と言う点でしょうか。
この“安い”というのは、据付型のカップボードより“カップボード”と呼称される食器棚の方が安いということであって、別の製品と考えるべきです。
安い食器棚であれば昨今では通販で購入できる東南アジア製の製品の方がイケア・ニトリよりも安く購入できます。
それに伴う品質が担保されているという意味では海外製通販よりはしっかりとした製品が多いということです。
ものを見て自分で選びたいという方にはありかもしれないですね。
据付型のカップボードという意味では、キッチンメーカーのカップボードを選ぶメリットが多いです。
トータルの予算でニトリでは施工を含めると40万以上になる場合もあります。
これは製品購入費用と送料と施工費用が一貫していないことが大きいです。
メーカー品の販売施工業者は、製品を多く仕入れるため定価より安く仕入れることが出来るため、工事費用を含めた金額を抑える事ができますが、施工だけを行う場合、リスクも踏まえ費用が高くなることが多いのです。
まとめ
以上、格安フロアコーティング業者がなぜフロアコーティングを安く出来るかについてご説明しました。
前述の通り、適切な工程を行ってる業者が利益を抑えて安くコーティングを行ってる場合もあると思います。
しかし、価格を落として依頼を増やすために、正規の工程を無視してコーティングを行う、「不誠実な業者」が数多くいることも確かです。
前述した工程や施工時間・契約前の対応などを基に、その業者が本当に信頼できる会社か、信頼できる担当者かを見極められるようにしましょう。
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDではしっかりとした工程の基、家と長く向き合う誠実な施工や対応を行っております。
多数のフロアコーティングや水廻りのコーティングの実績をもとに最適なご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
タイトル見出し(h3)
2023.10.20
「カップボード」「キッチンボード」「食器棚」の違いは?新築を購入したらどれを選ぶべき?事例を交えてご紹介
新築を購入するときには、間取りなどを見ながら衣服や生活品、家電など収納のことで色々と想像を膨らますことがありますよね。
キッチンの収納では食器棚選びがこれからの生活に大きく影響します。
食器棚のことをインターネットで調べると"カップボード"や"キッチンボード"などの言葉が良く登場します。
何が違うの?と思う方も多いと思いますので、
この記事ではキッチン周りの収納で活躍する、食器棚、カップボード、キッチンボードとの違いを特徴を交えてご説明します。
食器棚とは
一般的に食器棚とは食器を収納する棚全般のことを指します。
大手家具店や通販サイトなどでもよく見るキッチンの近くに設置する棚です。
キッチンにはシンク下に収納がついていますが、キッチン用品や調味料、清掃グッズなどを収納すると食器スペースが足りなくなり、別で食器棚を購入するケースが殆どです。
食器棚は据置タイプがほとんどのため、
入居時や入居後に購入して配置することが多いです。
カップボードとは
(写真を挿入)
カップボードという言葉は「カップを収納する」という意味合いが由来で、こちらも食器棚と同じく食器などを収納する家具です。
各キッチンメーカーがキッチンのブランドに合わせて商品を販売しており、
食器棚との大きな違いは、キッチンスペースに取り付け施工を行い、キッチンと一体型の収納として利用できる点です。
キッチンボードとは
(写真を挿入)
キッチンボードも食器棚と同様に食器やキッチン用品を収納するための家具ですが、
食器棚は食器を収納する家具であるのに対して、
キッチンボードはカウンターのような調理家電を置くオープンスペースが備わった収納家具のことを指す時に使われます。
キッチンボードは据え置きのもの、施工が必要になるものとそれぞれラインナップがあります。
メーカーによっては、置く場所によって「ダイニングボード」と言う名称を使う場合もあります。
食器棚、カップボード、キッチンボードの違い
それぞれ言葉として明確に定義されているわけではありませんが、
違いとしては以下が挙げられます。
●食器棚は据え置き型が多く、カップボードは取り付け型が一般的。キッチンボードは製品によってどちらもある
●食器棚は食器の収納スペース不足を補うため、カップボードやキッチンボードは食器収納以外にキッチン家電や大型の調理器具を置いたり調理の補助スペースとしても使える
●食器棚やキッチンボードは家具メーカーや家具量販店で購入し、カップボードはキッチンメーカーや施工会社に取り付け工事と合わせて注文する。
(写真を挿入)
キッチンの収納という意味では同じですが、それぞれ役割が少しずつ異なりますね。
選び方のポイント
必要な状況に応じて考えることがポイントです。
キッチン家電や調理のスペースが十分に備わっていて、食器が増えてきた場合などには食器棚を買い足すことで事足ります。
食器棚は据え置きタイプがほとんどのため移動をすることができ、
小さなものであれば簡単にレイアウトを変えることができ、自由が効きます。
逆に、新築購入の際にキッチンに家電を置くカウンタースペースが足りない場合には、カップボードやキッチンボードが望ましいです。
場所を動かす可能性がある場合には据え置きのキッチンボードでも良いですが、普遍的に必要なのであれば、カップボードがベストです。
キッチンメーカーに合わせることでデザインに統一感を出せますし、
取付施工を行うことで震災による倒壊のリスクなどを大幅に削減する事ができます。
また、カップボードを取り付ける場合には、施工会社の選定も大事になります。
カップボードにはコンセントを内蔵できるものも多くあり、使い勝手や配置によってコンセントの位置を移設したり増設が必要になることも多々あります。
移設や増設ができる業者に頼めば余計な延長コードやタコ足配線が不要になります。
業者によっては取り付けの手順が違っていたり、下地や目地の施工が甘い場合もあります。
カップボードの施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
基本に忠実なしっかりとした施工を行うことはもちろん、コンセント移設や増設、
既存のキッチンとの組み合わせなど、生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。