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2024.04.10

格安フロアコーティング業者が安くできる理由を工程ごとに解説

住宅の購入時やリビングのリフォーム時に行われることが多いフロアコーティング。


そのやり方や流れを皆さんはご存知でしょうか。


この記事を訪れて下さった方は「フロアコーティング 格安業者」というようなキーワードで検索されて来た方が多いと思います。


フロアコーティングはキズやヨゴレが付きにくくするために、

床や各箇所にコーティング剤を塗布し、しっかりと密着し硬化させる方法で、住宅と長く付き合うために行います。


コーティング剤を塗るだけと聞くと、誰でも簡単にできることと感じますよね。

実際、自分でできる簡単DIYコーティングキットのようなものも販売されています。


しかし、本当にフロアコーティングを効果的に長持ちさせるためには、

しっかりとした工程で正しい知識のもとに施工する必要があります。


そして、その違いが目に見えにくいからこそ、多くの会社やホームページでは、料金と保証という点だけで他社と差別化をしようとしています。


コーティングの保証に関しては当サイトの過去のコラムで紹介していますので、


フロアコーティング20年30年保証のウラと真実


の記事をご覧ください。

もちろん、適正な工程でコーティングを行った上で安く提供している会社もあり、

可能な範囲で適切な保証をつけている会社もあります。


しかし、工程を短縮したり飛ばしたりすることで安く提供している悪徳業者(トゲがあるのでここでは不誠実な業者とします)が存在し、お客様のご家庭に不誠実な施工をしているのも事実なのです。


この記事では、そんな不誠実な格安コーティング業者がなぜ安く出来るのかを踏まえ、

大事な住宅と長く付き合っていくために必要なコーティングの工程と合わせてご紹介します。


フロアコーティングに必要な5工程

フロアコーティングに必要な工程は大きく5つあります。

  1. コーティング剤の準備
  2. 事前清掃
  3. 足付け
  4. 下地の塗布

  5. トップコートの塗布
  6. 硬化後のリペア

コーティング剤の準備

コーティング剤の多くは、基本的にコーティング剤と希釈剤を50:50の割合で配合します。

製品によっては割合が異なることもありますが、基本的に決められた用量があり、その用量で希釈し配合して塗布を行います。

真っ当な業者はこの用量に従い配合をしますが、不誠実な格安コーティング業者が一番最初にコストカカットと称して不誠実な行動をするのは、

この配合率を薄めて、希釈剤の割合を多くすることです。

希釈剤は一般的にコーティング剤の価格の20分の1ほどで購入できます。

つまり、コーティング剤を少なくし、従来より薄い塗料でお客様のご家庭に施工をしてしまうのです。

場合によっては30:70や20:80のように薄めてしまう業者もあると聞きます。

これは、実際に塗布したあと硬化してしまえば、プロでも見分けがつきにくいのが事実で、

「完了しました」と言われたら一般の方ではまず判断できないでしょう。

しかし、薄めたコーティング剤が正規のそれと同様の効果を示すかというと、

やはりキズがつきやすかったり短期間で剥がれたりと、性能に差が出てしまいます。

例えば、味噌汁の味噌の量をいつもの半分以下にして作ると美味しくないですよね。

薄めているので当然です。


事前清掃(吹き上げ)

清掃の目的は、大きなホコリやゴミなどがあるとコーティング塗布時に塗料の下に入り込んでしまうため、剥がれや剥げの原因となります。

そのため、コーティング前には極力目見える範囲のホコリやチリを除去してから塗布を開始します。

基本的には丁寧に吹き上げることできれいなコーティングを行います。掃除機での清掃を行うこともありますが、環境によってはほこりが舞ってしまうこともあるので、ドライモップ等で隅々まで清掃を行うケースが多いです。

全フロアにコーティングを行う場合には、この事前清掃で30分~1時間ほどかかります。
清掃をさっと雑に済ませてしまう、もしくは行わない業者はこの時間をかけずに施工時間を縮めようと考えていることが多いのではないでしょうか。


足付け

足付けとは塗装技術の一つで、床材に凹凸をつけ、塗装の表面積を広げることでコーティング剤がよりフロアに密着するために行う研磨の事です。


簡単に言うと、足付けをしっかり行うことで、コーティング剤が床材により密着するため、長持ちするということです。


料理で言うところの下味や下処理というところでしょうか。

下味をつけなくても・下処理をしなくても、料理は完成しますが、実際に食べ比べると下味・下処理を行った料理のほうが美味しくなりますよね。


フロアコーティングでは、この工程が非常に大きな差を生みます。


WORKHARDでは、ナノエッジという専用機器を用いて微細な振動による洗浄と足付けを行っています。

この、清掃と足付けという2つの作業をしっかりするかしないかで、最大2時間ほど施工にかかる時間が変わります。

つまり、清掃と足付けをしないと2時間短縮できるため、その時間分人件費を削減し、その時間を別の住宅に当てることが出来るということになります。


これが不誠実な格安コーティング業者の安く出来る2つ目の理由です。

下地剤(プライマー)の塗布

基本的にフロアコーティングでは、プライマーと呼ばれる下地剤を塗りその上にトップコートを行うことで、コーティング剤をフローリングに密着させる効果を発揮します。


下地というのは、コーティング剤を密着させ効果を長く発揮するのに必要なベースとなる材料というところでしょうか。


ネイルサロンでネイルをするときには、ベースコートを施し、その上にトップコートをしますよね。

ベースコートには自爪を保護してマニキュアを長持ちさせる効果があります。


それと同様に床材を保護し、トップコートを長持ちさせるために必要な工程です。


下地を塗布するという工程は、適切な業者であれば当然のように行う作業ですが、

不誠実な業者ではこの工程自体を飛ばして不適切なトップコートの塗布をしまうこともあるそうです。


不適切にもほどがありますね。



コーティング業者の判断の基準として、

事前に施工にかかる時間を確認し、あまりにも短いようだと、2・3の清掃・足付け・下地塗布を行っていない可能性があります。


比較検討する際には、各社の施工にかかる時間を確認してみるのも一つの指標になります。

トップコートの塗布

トップコートを塗布し硬化するまでが通常のフロアコーティングでの最終工程になります。


こちらは、基本的な塗布の流れはどの業者でも同じになることが多いですが、

いい加減な業者だと四隅の施工が甘かったり、薄めた塗料をさらに薄塗りするというようなことも考えられます。


さらに過剰に薄めたコーティング剤は滑りや伸びが良くなるため、施工時間を短縮出来るという不誠実な業者にとってのメリットも出てしまいます。

こちらもやはり、事前に塗布の工程や施工に掛かる時間を確認することが重要になるかと思います。

硬化とは、トップコートの塗布を行った後にコーティング剤が乾き固まるまで時間を置く事です。


ガラスコーティングでは冬場で5時間、夏場で3時間程度と言われています。

その後は一応歩行が可能なりますが、完全に硬化するまでには3日程かかるので、その間は家具をおいたり強い衝撃は与えないほうが良いでしょう。


ちなみに、薄めた塗料の場合にはこの効果時間が長くなる傾向があります。

希釈剤が多くなると硬化までに時間が掛かるケースが多いです。


硬化後のリペア

実は新築でも、住み始める前から床に小さなキズがあることは非常に多いです。

フロアコーティングを行う業者によってリペアを行う会社とそのままにしてしまう会社があります。

当社では清掃時などにフロアをよく確認し、塗布・硬化の後日リペアに伺っています。

リペア職人は年間100件近くのフロアなどのリペアを行っており、リペア跡と施工箇所以外の見分けがつかないレベルで施工を行っております。

実は新築でも、住み始める前から床に小さなキズがあることは非常に多いです。

当社では清掃時などにフロアをよく確認し、塗布・硬化の後日リペアに伺っています。

リペア職人は年間100件近くのフロアなどのリペアを行っており、リペア跡と施工箇所以外の見分けがつかないレベルで施工を行っております。


目立つ傷やへこみは無償でリペアを行っています。
フロアコーティングを行う業者によってリペアを行う会社とそのままにしてしまう会社があります。

別日にリペアのためだけに再訪問することを嫌い、そのままにしてしまう業者、
キズは見つかったがそれを修復するリペア技術がないという業者と理由は様々ですが、
これから住む新築にキズやヘコミが気になる状態で住み始めるのは気持ちがよくないですよね。

リペアをしっかり行うことまでがWORKHARDのフロアコーティングです。

各工程を踏まえて適正な判断を

  • 数社見積もって極端に安い
  • 明らかに施工時間が短い
  • 工程を聞いてもはっきり答えてくれない
  • 今発注すれば安くなります


このような業者は「不誠実な格安コーティング業者」である可能性が考えられます。


適切な塗料を配合し、清掃・足付けをしっかり行い、プライマー(下地)とコーティング剤を塗布し、適切な効果時間を案内する。


これが誠実なフロアコーティング業者です。


当社は誠実な業者で在るために上記の工程を遵守しています。


会社によっては

「足付けをしない」「下地は必要ない」が標準の仕様として考えている会社もあるかもしれません。


それぞれの会社の考え方なので、それが絶対に間違ってるとは言いません。


しかし、お客様の大事な住宅にフロアコーティングを施すとなれば、より長持ちし、より効果を発揮できるための最善の方法を取ることが我々施工業者の努めと、当社では考えております。


まとめ

以上、格安フロアコーティング業者がなぜフロアコーティングを安く出来るかについてご説明しました。

前述の通り、適切な工程を行ってる業者が利益を抑えて安くコーティングを行ってる場合もあると思います。

しかし、価格を落として依頼を増やすために、正規の工程を無視してコーティングを行う、「不誠実な業者」が数多くいることも確かです。

前述した工程や施工時間・契約前の対応などを基に、その業者が本当に信頼できる会社か、信頼できる担当者かを見極められるようにしましょう。

硬化後のリペア

住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDではしっかりとした工程の基、家と長く向き合う誠実な施工や対応を行っております。

多数のフロアコーティングや水廻りのコーティングの実績をもとに最適なご提案をいたします。

ご相談・お見積りはもちろん無料です。


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