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2023.12.20
カップボードやキッチンのコンセント数や位置と増設などの電気工事の必要性
これから新築を検討している方は、間取りや外観、内装や家具など様々なことを検討していると思います。
建設会社の担当者と打ち合わせを進めたり、家具屋さんに足を運んだりと様々な想像や期待が膨らんでいると思います。
永く付き合う家ですから理想の形に近づけたいですよね。
そんな期待や想像とは裏腹に、実際に住んでみると「こうしておけばよかった」「住んでみるとここが不便」という部分でのお悩みが少なからず出てきてしまいます。
そのお悩みの中でもコンセントの数や位置については、必ずと言っていいほど耳にします。
特にキッチン周りでは顕著で、炊飯器や電子レンジなどの一般的なキッチン家電以外にもホームベーカリーや電磁調理器など、
便利な家電多く利用されるご家庭では、キッチンやカップボードのコンセントだけでは数が足りない!すぐにブレーカーが落ちる...といった状況に陥ることも少なくありません。
この記事では、カップボードやキッチン周りでの適切なコンセント位置や数、電気工事の必要性について説明し、住んでみて「こんなはずではなかった」という事にならないための参考にして貰えれば幸いです。
キッチンやカップボード周辺に必要なコンセント数は6個以上!
まずはキッチン周りに適切なコンセントの位置と数についてですが、
購入を検討している家が分譲なのか、注文住宅なのか、マンションなのか状況によっても変わってきます。
注文住宅ではハスメーカーの担当者や建築士やとの打ち合わせの中で、このコンセントに関しての内容も出ることが多いです。
とりわけ分譲や建売の住宅を購入した場合にこのキッチン周りのコンセントのお悩みが出ることが多く、住んでみてから「数が足りない」「使いたい箇所にない」「一気に使うとブレーカーが落ちる」というようなお悩みが生じやすいようです。
基本的には常時電源を差しておく必須のキッチン家電と、お料理や生活のバリエーションを広げるためにお好みで利用する常時差しておく生活家電、それに加えて必要に応じてスポット的に利用するキッチン家電や、キッチン家電以外で利用するケースを想定するといいかと思います。
一般的な常用キッチン家電
一般的にコンセントを差したままで利用するなキッチン家電としては
・冷蔵庫
・炊飯器
・電子レンジ
・オーブントースター
・ポットやケトル
などがあります。
冷蔵庫に関しては冷蔵庫用のコンセントがついていることがほとんどなので、一枠は個別で確保できますね。
それ以外でコンセント3〜4つは常用で利用することとなります。
生活を豊かにする常用キッチン家電
ご家庭によっては、上記以外にも常用的に使われる家電があります。
・コーヒーメーカー
・ホームベーカリー
・炭酸水発生装置
飲み物、食べ物どちらに置いてもこだわりたいというご家庭では、上記のような専門の機器を置きたいというケースも出てくるでしょう。
ここでも1〜2個が埋まってきます。
スポットで利用するキッチン家電
お鍋や焼き物、お菓子作りなどでスポット的に利用されることが多いキッチン家電もあります。
・電磁調理器(鍋など)
・ホットプレート
・ジューサー、ミキサー
・ハンドブレンダー
・ホットサンド
上記のような家電はキッチン側でなくカップボード側やダイニングテーブルで利用するケースも多く、コンセントの位置がある程度バラけている方が使い勝手が良くなります。
また利用する電力量も多いため、一つのコンセントをタコ足配線などで拡張してしまうと、ブレーカーが落ちる原因になることもあります。
スポットで利用するキッチン家電以外の家電
乳幼児がいる場合や生ゴミごみ処理機などを置く場合など、
料理以外でもキッチンのコンセントを利用するケースがあります。
・哺乳びん煮沸器
・ミニ掃除機
・家庭用生ごみ処理機
・卓上空気清浄機など
チェックすべきコンセントの位置!
料理を効率よく行っていくときに、「もう少しこっちにコンセントがあれば」ということがあると思います。
例えば、コンセント口が隣り合わせで二つ並んでいたり、逆に離れすぎていると、結局延長コードが必要になってしまったりします。
左右のコンセントの位置のバランス
対面キッチンでは、
左右の位置はキッチンの調理台付近と背面のカップボードのフロアキャビネットの上あたりにあるとバランスが良くなります。
L字キッチンでは、
両端が調理スペースのケースが多いので、調理スペースの近くにコンセント口がある形式が適していると思います。
また、カップボードには中部に据付でコンセント口がついている商品が多くあるので、カップボードの設置の際には、そのほかのコンセント位置とのバランスを考えて配置するのも一つの方法です。
上下のコンセントの位置のバランス
キッチンの利用方法によっては脱臭機や加湿器を置きたい、掃除機をキッチンでも差し込んで使いたいなど、足元にコンセントが欲しいというケースも多くあります。
キッチンやカップボードの種類によっても変わりますが、キッチンの入り口付近の足元の高さにコンセントが一つあると便利に利用できるケースも多いです。
コンセントの移設・増設という考え方
当社ではカップボードの設置の際にコンセントの移設や増設をご相談いただくことが多いです。
例えば、
キッチン側に2か所コンセントが並んでしまっているので、カップボード側に一つ増設したい。
高い位置にコンセントが多いので、低い位置にコンセントを移設したい。
といった要望等、お客様の利用用途に合わせた最適な提案を行っております。
実はカップボードの施工を行っている企業で電気工事の資格を有している会社はあまりなく、コンセントの移設や増設が出来る電気工事会社に外注するケースがほとんどとなっています。
そうするとコストが高くなってしまったり、打合せ回数が増える、想定通りに進まないといった状況になることが多くあります。
WORKHARDではカップボードの設置を年間100件以上行っている電気工事の有資格者がおり、
生活様式や導線に適したコンセントの増設や移設のご提案を行うことができます。
さらにカップボードの施工と同時にコンセントの工事も行うため、コストも大幅に抑えることができるため、カップボードの設置工事に際したコンセントの移設・増設をご提供できます。
コンセント移設・増設を伴うカップボードの施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
既存のキッチンとの親和性や間取り、使うキッチン家電の数などの生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。