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2023.10.20
「カップボード」「キッチンボード」「食器棚」の違いは?新築を購入したらどれを選ぶべき?事例を交えてご紹介
新築を購入するときには、間取りなどを見ながら衣服や生活品、家電など収納のことで色々と想像を膨らますことがありますよね。
キッチンの収納では食器棚選びがこれからの生活に大きく影響します。
食器棚のことをインターネットで調べると"カップボード"や"キッチンボード"などの言葉が良く登場します。
何が違うの?と思う方も多いと思いますので、
この記事ではキッチン周りの収納で活躍する、食器棚、カップボード、キッチンボードとの違いを特徴を交えてご説明します。
食器棚とは
一般的に食器棚とは食器を収納する棚全般のことを指します。
大手家具店や通販サイトなどでもよく見るキッチンの近くに設置する棚です。
キッチンにはシンク下に収納がついていますが、キッチン用品や調味料、清掃グッズなどを収納すると食器スペースが足りなくなり、別で食器棚を購入するケースが殆どです。
食器棚は据置タイプがほとんどのため、
入居時や入居後に購入して配置することが多いです。
カップボードとは
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カップボードという言葉は「カップを収納する」という意味合いが由来で、こちらも食器棚と同じく食器などを収納する家具です。
各キッチンメーカーがキッチンのブランドに合わせて商品を販売しており、
食器棚との大きな違いは、キッチンスペースに取り付け施工を行い、キッチンと一体型の収納として利用できる点です。
キッチンボードとは
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キッチンボードも食器棚と同様に食器やキッチン用品を収納するための家具ですが、
食器棚は食器を収納する家具であるのに対して、
キッチンボードはカウンターのような調理家電を置くオープンスペースが備わった収納家具のことを指す時に使われます。
キッチンボードは据え置きのもの、施工が必要になるものとそれぞれラインナップがあります。
メーカーによっては、置く場所によって「ダイニングボード」と言う名称を使う場合もあります。
食器棚、カップボード、キッチンボードの違い
それぞれ言葉として明確に定義されているわけではありませんが、
違いとしては以下が挙げられます。
●食器棚は据え置き型が多く、カップボードは取り付け型が一般的。キッチンボードは製品によってどちらもある
●食器棚は食器の収納スペース不足を補うため、カップボードやキッチンボードは食器収納以外にキッチン家電や大型の調理器具を置いたり調理の補助スペースとしても使える
●食器棚やキッチンボードは家具メーカーや家具量販店で購入し、カップボードはキッチンメーカーや施工会社に取り付け工事と合わせて注文する。
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キッチンの収納という意味では同じですが、それぞれ役割が少しずつ異なりますね。
選び方のポイント
必要な状況に応じて考えることがポイントです。
キッチン家電や調理のスペースが十分に備わっていて、食器が増えてきた場合などには食器棚を買い足すことで事足ります。
食器棚は据え置きタイプがほとんどのため移動をすることができ、
小さなものであれば簡単にレイアウトを変えることができ、自由が効きます。
逆に、新築購入の際にキッチンに家電を置くカウンタースペースが足りない場合には、カップボードやキッチンボードが望ましいです。
場所を動かす可能性がある場合には据え置きのキッチンボードでも良いですが、普遍的に必要なのであれば、カップボードがベストです。
キッチンメーカーに合わせることでデザインに統一感を出せますし、
取付施工を行うことで震災による倒壊のリスクなどを大幅に削減する事ができます。
また、カップボードを取り付ける場合には、施工会社の選定も大事になります。
カップボードにはコンセントを内蔵できるものも多くあり、使い勝手や配置によってコンセントの位置を移設したり増設が必要になることも多々あります。
移設や増設ができる業者に頼めば余計な延長コードやタコ足配線が不要になります。
業者によっては取り付けの手順が違っていたり、下地や目地の施工が甘い場合もあります。
カップボードの施工はWORKHARDへ
住宅にプラスアルファを提供するWORKHARDでは年間200件以上のカップボードのご提案・取り付けを行っています。
基本に忠実なしっかりとした施工を行うことはもちろん、コンセント移設や増設、
既存のキッチンとの組み合わせなど、生活様式に合わせた最適なカップボードのご提案をいたします。
ご相談・お見積りはもちろん無料です。
カップボードのご購入を検討中の方は、お気軽にご相談ください。